妊娠・出産について妊娠・出産について

当院の特徴

当院は総合周産期母子医療センターです

総合周産期母子医療センターとは、母体・胎児集中治療治療室(MFICU)を含む産科病棟及び新生児集中治療管理室(NICU)を備えた医療機関です。常時、母体・新生児搬送受入体制を有し、母体の救命救急への対応、ハイリスク妊娠に対する医療、高度な新生児医療等を担っています。

当院は東京都内の区西部ブロック(新宿・中野・杉並)を管轄する総合周産期センターです。

NICUが併設されております

当院のNICUは1984年に大学としては日本で初めてとなる母子総合医療センターとして設立されました。NICUは早産児や、サポートが必要な赤ちゃんが成長するのを手助けする場所です。

出産は何が起こるかわかりません。いつでもNICUの先生たちがバックアップしてくれるのは妊婦さんにとって非常に大きな安心材料になると思います。

当院はNICU18床、GCU21床と日本有数の大規模周産期医療施設です。

無痛分娩

当院は麻酔科医師管理の無痛分娩を行っております

日本の硬膜外無痛分娩率は徐々に需要が高まっています。日本産科麻酔科学会の報告によると2007年の全国調査では2.6%でしたが、2016年には6.1%に増加しており、年間約5万人以上の妊婦さんが硬膜外無痛分娩を行なっていると概算されています。
当院でも無痛分娩を希望される妊婦さんは増加傾向です。

  • 諸外国の無痛分娩実施率
  • 当院の分娩統計

無痛分娩の対象

当院ではご希望のある方に麻酔科医による無痛分娩を行なっております。
医学的に無痛分娩が必要な方(心疾患、脳血管疾患など)も対象になります。

  • 無痛分娩の方法
  • あらかじめ分娩する日程を組んでおく計画分娩です。
    その計画予定より早く陣痛が始まってしまった場合などは対応できないことがありますのでご了承ください。(医学的に適応のある方はその限りではありません)
  • 基本的には前日入院し、子宮口を拡張する処置を行います。
    翌日に子宮収縮薬を用いて陣痛を起こします。
  • 硬膜外麻酔の処置は専門の麻酔科医が担当いたします。

合併症

合併症妊娠が占める割合が非常に高いです

心臓病センター、糖尿病センター、腎臓病センターなど多くの合併症を抱える妊婦さんが当院で出産されており、全体の約6割を占めます。専門科の医師が産科と併診し、安全に出産できるようサポート致します。

主な合併症(2019年)
()内の数字は同年総分娩数707件に占める割合

入院について

  • 立ち合い分娩、入院中の面会は可能です
  • 立ち合い分娩はご希望の方に行なっております。
  • ご主人の面会は13時から19時までは随時可能です。
  • 小学生以下の上のお子さんの面会は、感染対策として病棟への立ち入りを原則制限させていただいております。
  • (※現在はCOVID-19の感染拡大により中止しております)

院内ギャラリー

病棟 分娩室 お部屋 祝膳 お産セット

産後の入院生活について

経腟分娩の場合

経腟分娩の場合の入院生活表

帝王切開の場合

帝王切開の場合の入院生活表
助産師より当院のご案内